2007年10月12日

第18回目『海洋深層水』

 高知県室戸岬へ釣りに出掛けた帰り海洋深層水の施設を見学した。深海から海水を汲み上げ食品、医薬品などに幅広く利用している。ペットボトル入り飲料水は一般にスーパーで販売されているのでお馴染みだろう。
 ここの施設は使用済み海水を元の海へ返還しているが、排水溝付近には海藻が茂り波打っている。海藻自体珍しくないが周辺海域に海藻はほとんどない。これを見ただけですごさがわかる。

 海洋深層水は北極海のグリーンランド付近で生まれ、深海海流となり約2000年近く掛け世界を周り、日本へ到達し沸き上がっている。現在汲み上げている海水はキリスト誕生時代に生まれた勘定になる。
 この海水はミネラル分など栄養素を多量に含み、温度は低く雑菌もほとんどない。日本では沖縄、高知、静岡、富山県などで、海岸線から急激に(200b以上)深くなっている深海より汲み上げている。
 これで魚や海藻を養殖すると成長が抜群に早く、しかも病気になりにくい。未知の資源だけに期待も大きい。深層水の水温は週年約9.5度、表層水は17〜26度なので、海水の温度差を利用して将来発電予定だという。
 それでも世界各地で過度に利用すると、地球の気温へ異常を起こす事態になるかも知れない。発明発見で生活は便利になるが、両刃の剣で後になって自然破壊や病気がまんえんし後悔することもある。しっかり研究し有効に利用してほしいものだ。

※本コラムは小里哲也氏が氏の徳島新聞かわら版に2003年5月〜2007年2月に寄稿したものを順不同にて掲載させていただいたものです。


posted by kozato at 09:03 | 日記


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