2008年02月08日

第32回目『中国釣り見本市』

中国広東省で釣り講習会を二年前に開いた。そのときのよしみで北京へ招かれていたが、日程の都合上断り続けていた。今回は中国四千年の芸術作品を鑑賞したい一心から、紫禁城見学を条件に引き受けることにした。

見本市では中国全土から訪れるバイヤー相手に、講演と釣り技術の説明だ。日本のメーカーも広大な国土へ進出し、高額商品の売り込みに躍起になっている。人口は日本の十倍以上なので購買力はすさまじく、新製品へ群がる人波に圧倒される。

夜はお決まりの宴会だが、下戸なので乾杯は苦痛なのでひたすら食べることに没頭する。本場の北京ダックはパリパリとした食感で中国料理を堪能する。老酒を一杯飲んだせいかホテルへ帰っても身体がほてって寝付かれない。困ったものだ。

翌日は天安門広場から紫禁城の故宮博物館へ行く予定だったが、予期せぬ大雪に高速道路は通行止めで観光どころではない。お土産を探しに街へ出掛けても、禿げ頭と耳がヒリヒリ痛く、急ぎ帽子を購入し被った。この時ばかりは毛の少ない悲しさをつくづく思い知った。ホテルに帰りマッサージを頼んだが、強すぎて「参った」イタイイタイを連発する。

予定の四日は瞬く間に過ぎ帰途へ着くことになったが、人混みに酔い帰国してからもフラフラする。しかし、多くの友人を得て、少しでも見識を広められたことに満足している。

※本コラムは小里哲也氏が氏の徳島新聞かわら版に2003年5月〜2007年2月に寄稿したものを順不同にて掲載させていただいたものです。


posted by kozato at 09:42 | 日記


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